スマホ依存の危険！中学、高校生の影響。大人になっても続く

中高生のスマホ依存の影響

SNSの登場やアプリゲームの人気で問題視されるスマホ依存。
家や出かけ先でスマホを使い続け、持っていないとイライラ、不安になる、そんな症状です。

海外では電子機器から隔離して生活するリハビリ施設があるほどで、そこまでいくとお酒やドラッグと似たような扱いですね。

朝から晩まで一時も離れない中学生、高校生も多いです。
友達関係が大事なのは当然ですが、自分の趣味やアイデンティティ、個性を育てていますか？

スマホ依存でアイデンティティを育てられない、
何になりたいか、したいのか分からない

学校から帰って寝る直前まで、休みの日もこまめにスマホをチェック。
自由時間のほとんどを費やす人も多いですね。

すると問題なのが、他の事に手をつけられなくなることです。
興味があると思ってもそれをする時間がありません。

音楽に興味ある、マンガ好きだし描いてみたい、写真が好き、
なんとなくある興味を実行しなくなります。

“特に意味ないし、そんなに上手にならないだろうし、やらなくてもいい”
しかし実はやらなくてもいい事、少し気になる事が大事です。

私はこんなことが好き、やったみたというアイデンティティ、個性を育て
それが何となく繋がって思いがけない仕事や出会い、大人になっても続く趣味にもなります。

スマホゲームやSNSにあまりに時間を消費すると
“何がしたい分からない”
”気になることがあるけど何もしてこなかった。自信がない”
という気持ちになります。

スマホ以外に楽しみを見つけることは大切ですね。
それは大人になっても同じです。

大人になっても離れられないスマホ依存。

大人になれば会社や付きあいはあるし、
どこへでも自由に旅行できるし、
恋人ができて、いずれ結婚したり子供ができたりして
依存なんかどこかへ行ってしまう・・
と思いきや、離れられない人もいます。

大人になっても起きてから外出先までスマホをいじっている、という人も少なくありません。

子育てへの影響も大きく、育児放棄の１つの形として警戒されています。
乳児は相手にされないことでコミュニケーションを諦めたサイレントベビーに陥りやすく、静かで手のかからない子供と喜ばれますが、
幼児期から思春期にかけて問題行動が目立つようになります。

SNSを長く利用する人は気分が落ち込む、うつ病の発症率高い、人生の幸福度が低い、学力の低い学生ほど利用時間が長いといった調査も出ています。

スマホから離れる人たち

スマホから少しだけ距離を置いた方が良いかも・・と考える人も多いです。

・電話やメール機能だけにする
・休日は離れる
・SNSは気分が良くないのでやめた。他にすることがある
・誰かといる時は相手と過ごすことだけに集中してスマホは見ない。机に置いてあるだけで印象が悪くなる。
・外出先でゲームはしない、折角の景色や会話が無くなるなんて損だから。
理由や方法は人それぞれです。

冷静になって、人生の充実のためにスマホから離れる選択をする人も少なくありません。
最近のSNSの中には学生の利用率が下がっているジャンルもあります。

依存にまで至ると、思ったより人生全体が影響を受けているかもしれませんね。