小学生のお小遣い平均

低学年は500円、高学年は1000円

”知るぽると”金融広報中央委員会の調査によると
不定期も含めてお小遣いをもらっていると回答したのは、小学校低学年で66％、高学年で75％です。
お小遣いを毎月もらっている小学生は低学年で2割、高学年になると6割になります。
低学年のお小遣い平均は500円、高学年のお小遣いは平均1000円です。

お小遣いの使い道
1位　飲食物（おかしやジュース）
2位　ノートやえんぴつなど
3位　まんが
4位　本や雑誌
5位　親へのプレゼント

お小遣い制のメリット

使い道で分かるように、お小遣いをあげると大体が食べ物やマンガになりますね。
毎月使いきったり、時には無くしたり、高いゲームソフトなどはおねだり、
親としてはため息の出るような使い方をするかもしれません。
しかしお小遣いを使うというのは金銭管理のトレーニングになります。

どこかに落としてしまえば無くさないように気を付けるようになりますし、
お小遣いの中で何を買うか考えて、安いものや量で選んだり、子供なりに考えて使うようになります。

限られた金額の中でやりくりする能力は大人になってから
家賃や光熱費、食費、雑費などの支払いバランスを取るために大切なことです。

お小遣いはもらって当然じゃない！報酬制のお小遣い

毎月ただお金を渡すことに抵抗のある人は、報酬制度にしています。
お手伝いをしてもらったら支払うようにする、など工夫しています。
怠ければ下がったり交渉で上がったりします。

海外ではこどものお小遣いは10倍ほどあります。
マネー教育が学校教育に含まれていて、小学生でも夏休みなどにアルバイトをするからです。
自分で稼いだお金を親に預け、毎月そこからもらうシステムです。
映画やドラマのワンシーンに自転車で新聞配達をする小学生や
ジュースを売ったり近所の芝生を刈るお手伝いをしている姿などを見ますね。
社会的に認知されていて子供がアルバイトできる環境が整っています。
そうして体験学習した子供たちは自分で稼いだお金を大切にして、欲しいものやこれから先に使う為に貯金をしたり、金銭管理がしっかりしています。
日本では難しいので、家庭で再現してみましょう。
　
　
　
　
＜みんなのお小遣い＞
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